コンクールは2週間以上にわたる長丁場。栄冠を目指す長い道のりはどのように進んでいくのでしょうか。
第10回コンクールのスケジュールにそって、出場審査を含め、入賞者が決まるまでの流れをご案内します。
実施要項の発表
第9回のコンクールでは、42ヶ国1地域から449名のエントリーがありました。
審査は、DVDによる音と映像のみで名前・国籍・年齢を伏せた状態で行われます。
DVD予備選の合格者にコンクール参加承認を通知。あとは本番に向けてひたすら練習です。
世界各国から出場者が浜松入り。
審査委員も到着します。
出場者受付後、コンクールが始まるまでに、ピアノ選びや出場順抽選会を行います。
出場者が最初にするのは、コンクールで使用するピアノを選ぶことです。
中ホールの舞台上に用意された数機種のピアノの中から、自分が演奏で使用するピアノを選びます。
演奏順番をくじで決めます。
抽選が終わり次第、このホームページ上にも出場者の演奏順を掲載します。どうぞお楽しみに。
前回第9回優勝者 アレクサンダー・ガジェヴのピアノリサイタルを開催します。
5日間にわたり出場者全員の審査が行われます。(第9回は72人が出場)
練習曲1曲以上を含む自由な選択により20分以内で演奏します。
最終日11月13日(火)に第2次予選に進む24名を発表します。
予選敗退した出場者のなかから希望を募り、学校や市内公共施設などを会場としたミニコンサートを開催。
コンクールとは違ったリラックスした雰囲気のなかで演奏を披露します。
出場者24人(予定)
古典派、ロマン派、近・現代作品より2つ以上の異なる時代区分から2作品以上を選択、
そして日本人作曲家により第10回コンクールのために新たに作曲された新譜課題曲を含め、40分以内で演奏します。
最終日 11月17日(土)に第3次予選に進む12人を発表します。
出場者12人(予定)
演奏時間は70分以内とし、課題曲であるモーツァルトのピアノ四重奏曲と各自のリサイタルで構成します。
最終日 11月20日(火)に本選に進むファイナリスト6人が決定します。
出場者6人
ピアノ協奏曲を東京交響楽団(指揮:高関健)と協演します。
ついに、長きにわたったコンクールの頂点に立つピアニストが決定します!
ファイナリスト6人による入賞者演奏会が開催されます。
昨日までの雰囲気とは異なったリラックスしたムードの中で入賞者が演奏を披露します。